不安 愛 憎しみ
クラスメイトがいらなくなった宝石類をたくさん持ってきて、みんなに分けて配っていたので
わたしはこのオパールの指輪をもらった。
オパールって別に特に好きってわけじゃなかったんだけど、この色はすごく好きだなあ。
済んだ空色で虹色に色が変わる。
いいものをもらった、勉強しながら時々眺めてうっとりしている。
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昨日の授業、テーマは「不安」
面白かったのでメモ。
「不安」はストレスを感じた時の脳のホルモンの反応である。
ネズミにストレスを与える実験(短時間熱いプレートの上に乗せる、など)をし続けると
ネズミは3回目ごろには不安を感じなくなる。
なぜならネズミは「このストレスは短時間のもので、自分は生き延びられる」ということを学習するから。
つまり不安の克服には、「このストレスは永久に続くものではない」という意識が重要である。
もうひとつ重要なポイントは友人、仲間の存在。
檻の中にいる猿の周りに犬をうろつかせる。
猿は一匹の時は不安を感じるが、「友達(もう一匹のサル)」と一緒にいる場合にはストレスを感じない。
しかしそのもう一匹のサルは同じ群れの中の、よく知ったサルでないと効果がない。
違う群れの、知らないサルを横に置いた場合は、サルは不安を感じた。
人間の場合は友人、仲間が実際に横にいなくてもいい。
自分を思ってくれている家族、友人がいるという意識が不安を克服させる。
どういった場面で不安を感じるかは、その人の今までの人生の経験に関係している。
子どものころに、腹に抱えた不安が満たされるとき、ひとはそれから解放される。
そして不安を克服するためのアイテムは必ずしも「人間」でなくてもいい。
小動物、唄、音楽、宗教心、すべての生命を感じさせるものが不安を感じる人間を支える。
人はそれを「愛」と呼ぶ。
そしてその愛を破壊する可能性のあるものが生み出す感情は「憎しみ」である。
全ての”不完全な”愛はそれゆえに憎しみを生み出す可能性がある。
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