ドイツでの就職活動について


年間研修が終わってからは、これから自分がどこへ行き、
何をしたいのか色々と考えを巡らせていたのですが
一応、次に行く町と仕事が決まったので、就活のこともここに少し記録しておきます。
もしかすると、私のようにドイツの大学を卒業して、その分野でのドイツでの就職を目指す人たちの参考になるのではと願いつつ。

日本とは関係のない職場で、しかもアートセラピーという特殊な分野での仕事を見つけるのは
日本人のわたしにとっては不可能に近いことなのでは、と思い
最初は右も左もわからず、手探りで就活を進めていくしかありませんでした。
でも、履歴書、志望動機を繰り返し書いていく中で、面接への招待もくるようになり
次第にドイツでの就活のポイントが少しづつ見えるようになった気がします。
そして、そのポイントさえ押さえていれば、面接の時に多少文法を間違えていようが、緊張していようが、好印象を与えることが出来るんだな、と思いました。

ポイントというのはずばり、自分を上手にプレゼンテーションすること。
日本人の気質なのか、自分が有能であることを堂々とプレゼンするなんて性に合わない、と思っていたのですが
よくよく考えてみれば、採用する側が必要とする情報をきちんと提示するだけなんだな、と気づきました。
どうして、その企業で働きたいと思ったのか、その企業のどのような点に惹かれたのか。
今まで自分はどのようなことをしてきて、その経験を職場でどのように生かすことができると考えているのか

面接で語らなければいけないことはそれくらいで
どんな質問をされても基本的には、上記のことを強調した答えを返せばいい。

もちろん就職は、運や企業との相性など、いろんな要素があって決まるものだと思うので、一概にはなんとも言えないとも思うのですが
自分にできることは上記の点を売り込むだけなんだな、と気づいてからは
面接の時も、ある程度落ち着いて話せるようになった気がします。

そんなこんなで手探りで進めてきた就活はひとまず終了しました。
きっと、仕事が始まってからの方が就活よりよっぽど大変なんだろうな、とは思いつつも
自分が今まで勉強してきた分野での就職先を見つけて、とりあえず今はほっとしています。
 

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