アートセラピーとランドアート(大学院同窓会)


 

先日、オンラインでわたしが通っていたアラヌス大学アートセラピー科の同窓会がありました。
ゲスト講師として、オッタースベルク大学のガンターアーガスト教授も出席して「ランドアートとアートセラピー」について話してくれました。
さらにランドアートをテーマにしたワークショップもあったり。

ランドアートとは、自然との関わりのなかで生まれる作品のことで
わたしも以前、近所のランドアートのイベントを訪れたことがあります。
アメリカではアースアート、アースワークと呼ばれていて
ヨーロッパで「ランドアート」という名称が広まったのは
実はとあるテレビ番組の影響なんだとか。

オンラインで、しかもランドアートのワークショップなんて一体どうなるんだろう…と思っていたのですが
実際に病院での仕事にも使えそうなインスピレーションやアイディアを得ることが出来ました。
とくに、子育て中で、いつも時間に追われているわたしの心を癒やしてくれたのが
外で集めてきた自然の素材を並べて、5分間見つめる、というシンプルな課題。

たかが5分、されど5分。
じっくりと観察してみると、小さな虫を発見したり
虫に食われた葉っぱ、日に照らされて輝く水滴など、最初は見えなかったものがどんどん見えてきて
たった5分間で子どもに戻って、自然の中を冒険したような気分になれました。
けれど、「自然の儚さを感じた」と言っている参加者もいたので
本当に、参加者それぞれ、違ったものを感じとったみたいです。
 
わたしにとっては、子ども心を思い出してリフレッシュできた体験でした。

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