夏の終わり

楽しかった夏休みもあと少しでおしまい。
8月末はクラスメイト数人とスペインのマヨルカ島に行ってきた。
真夏のさなかも避暑地のようにすずしいドイツと違って
マヨルカには本当の夏があった。
毎日のように泳いで、シュノーケリングして魚を見たり
壮大な景色を見たり、魚市場で新鮮な魚を買ってきて料理したり
蟹の絵を描いたり、、、と夢のようなひと時だった。






しかし、ドイツに戻ってきたらドイツはすっかりもう秋になっていて
気温差のせいか少し風邪をひいてしまった。
多分微熱があるぼんやりとした頭でレポートを書いている。
今回のレポートではシュタイナー系アートセラピーの技法について書いているんだけれど
だんだんくじけそうな気持ちになってきた…。
今までシュタイナーのアートセラピーは幾つか体験してきたけれど
理論的なところをイマイチ理解できてないから、
レポートにして自分でも文章にまとめてみたらもっと理解が深まるんじゃないかと思ったのだ。

だんだんと分かってきたのは、シュタイナー教育は文明化によって
人類が自然とか宗教とか、そういう超人類的なものと離れてしまったことに問題点を置いているということ。
だからどの本を読んでいても、そりゃあもう壮大なことが書かれている。
フォルメン描画というクレヨンなどでシンプルな形を線で描く技法がある。
それについての本を読んでいるだけで、人類がどんな線を使った芸術を古代に生み出してきたか
子供の体の中でどのような成長の動き、体の形の変化があるか、などなど
読んでいてとっても面白いけど
「すみません、わたしの頭じゃすべてを理解しきれません!パンク寸前です!」って気分になってくる…。

芸術を通して自分と世界とのつながりを正して、それで病気を治療しようとするっていうのは
なんだかとってもシンプルなことのように思えるんだけれど。

しょうがないので今の自分で理解できる範囲のことでまとめてレポートにするしかなーい。
これが終わったらもうシュタイナー系アートセラピーについてはレポート書きたくないな…。

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