ベルギー旅行 その1
クラスメイトと女二人で卒業を祝うために4泊5日のベルギー旅行に行ってきた。
その子は友達からベルギーがとても美しい国であることを聞いていて
いつかわたしと一緒にベルギー旅行をしようとずっと思っていてくれたのだそうだ。
せっかくなので何回かに渡ってベルギー旅行の記録を書こうと思う。
まずはドイツのアーヘンからベルギーのブリュッセルへ移動。
わたしたちが乗るはずだった電車がシステム障害で運休になってしまったので、到着するのに時間がかかってしまったが
本来ならICE(ドイツの新幹線のようなもの)で一時間しかかからない。
この日は別の街で宿泊する予定だったので、ブリュッセルではランチを食べて、町並みを少し見て
ヨーロッパ最古のアーケード「ギャラリー・サンチュベール」、偶然見つけたチョコレート博物館を訪れただけ。
その後、再び電車に乗ってゲントへ行く。
ネットで見たゲントの写真がとても綺麗だったので、わたしたちはゲントに3泊することにした。
しかし、駅についてみるとなんだかごく普通の街。
ボンとほとんど変わらないじゃないか、とぶつぶつ言いながらトラムに乗って
旧市街に着くと、物語に出てきそうな街並みが広がっていた。
しかもわたしたちが泊まるホステルは街で一番眺めが良いと思われる橋の真横にあった。
窓からはレイエ川と古くて可愛い家々が見える。
駅に着いた時にがっかりしたこともあって 友人とわたしのテンションは急上昇し
お酒も飲んでいないのに浮かれた気分に浸りながら、遅くまで街中を散策した。
ゲントでは結局、1日目の夕方以降と3日目一日中過ごしたけれど
今回のベルギー旅行でわたしたちにとって一番居心地がよかった街はゲントだった。
小さいけれど街並みが本当に美しいし、なのにそれほど観光地っぽさがなく生き生きした印象。
それから大聖堂にあるファン・エイク兄弟の祭壇画にも感動した。
美術史の授業で見た「神秘の子羊」を本当にベルギーで見る日が来るとは
その当時のわたしは夢にも思っていなかったのだった。
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