二年越しの花

天気が良いし、暖かくなってきたのでセイロンベンケイをベランダに出してあげました。
この植物は2014年の11月、ヘルデッケでの研修生活中、とある授業の最中に先生から頂きました。
その先生はセイロンベンケイのことを「不思議な植物」なんだと言い、
「とにかく鉢に植えてみるといい、奇跡が起こるから」とだけ教えてくれました。
その当時1cmくらいだったその植物は、今ではわたしの身長より大きくなりました。


この植物が初めにわたしに見せた奇跡は、その繁殖の仕方です。
小さな芽だったセイロンベンケイが10cmほどに成長した時に
ある日突然、葉っぱのふちに小さな芽がいくつも出来ているのを発見しました。
なるほど、これが先生が言っていた奇跡だったのか…と思いました。
その植物はどんどんと大きくなり、一体いつまで育つんだと思っていたところ
今年の二月ごろから変化が…







蕾のようなものが出来て、小さな花がたくさん咲きました。
今では萎れた花もあるけれど、蕾予備軍たちが永遠と作り続けられていて
まるで万華鏡に終わりがないです。
花が開花し始めたのは4月頃のことなのですが、いったいいつまで咲き続けるつもりなのでしょうか。

本当に不思議な植物です。


コメント

人気の投稿