宗教の力

久しぶりの日記。
レポートを書いたり、卒論のことを考えたりしていて
まったく地味な日々だったので書く事が何もなかった。
今回も特に面白い出来事があって、そのことについて書くわけではなく
最近自分が頭の中で考えていたことを少しまとめるために書いてみようと思う。

わたしの頭をおもに巡っていたのは、宗教のこと。
日本にいた頃はあまり宗教について考えたことはなかった。
多くの日本人のようにわたしも宗教は厄介なもの
関わらない方がいいものと思っていたのかもしれない。
でも、海外で暮らすようになってからは意識せざるを得なかった。
世界にはキリスト教の人がいて、イスラム教の人がいて
違ったしきたりがあって違った暮らし、考え方がある。
そんなことは日本にいたときは考えなかった。
知っていたけど、それは遠い、どこかの国に住んでいる人たちの話だった。
豚肉を食べない人たちやクリスマスを本当に大切に祝う人たちと友達になる前は
自分が日本という国に生まれ育った意味なんて
仏教や神道が自分に与えただろう影響の大きさなんて考えたことがなかった。
そうして宗教について少し調べ始めてみると
自分の無知さに気づかされて、なんでもっと今までちゃんと勉強してこなかったんだろうと思う。
そうは思うものの、以前の私は興味を持っていなかったので
無理やり勉強させられていたとしたら、やっぱり実にならなかったのかもしれない。

わたしはあくまでアートセラピー科の学生なので
宗教と芸術のつながりについて考えているだけだけれど、それでもすごく面白い。
面白いけどやっぱりドイツ語のテキストを読むのは今でも頭が痛いし
得た情報をわたしの言葉で(しかしドイツ語で)書き直すのもしんどい。。。
地道に、ゆっくり進むしかない。。。


これ、偶然見つけた動画なんだけど
いいこと言ってるなあと思いながら聞いていたら
横でうんうん言ってたのが最近愛読している河合隼雄でびっくりしたっていう。。。
今度日本に帰ったら中村元の本も仕入れたいなあ。

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